6月26日日曜日に、第98回全国高等学校野球選手権大会北北海道大会北見支部予選が開幕し、同日第二試合に女満別高校の試合がありました。対戦相手は、春の大会と同じ相手である北見工業高校でした。
試合は女満別の先攻で始まりました。初回、二死から3番高岡龍太郎(2年)がフォアボールで出塁しますが、4番澤野魁斗(3年・主将)に一本が出ません。
その裏の守り、先発のマウンドには小原颯斗(3年)が上がります。小原はテンポ良くツーアウトを取るも、デッドボールとフォアボールで二死一・二塁のピンチをつくります。次の打者がセンター前ヒットを放ち、二塁走者が本塁突入。それを阻止すべく、センターの堀籠大輝(2年)が好返球し、捕手の澤野がしっかりランナーにタッチ。失点を防ぎました。スタンドも大いに盛り上がります!
その勢いで攻撃をつなげたいところですが、プロも注目する北見工業の投手に次々と抑え込まれてしまいます。
試合が動いたのは、三回裏の守り。ノーアウトから守備のミスが出てしまい、そこを皮切りに北見工業打線に火がついてしまいました。打者一巡をする猛攻を受け、一挙に10点を取られます。
四回の攻撃も得点できずに、五回を迎えます。この回で1点を入れなければ、五回10点差によるコールドゲームとなる状況。何としても食らいつきたいところですが、2人打ち取られツーアウト。ここで打席には3年の白石知輝。その初球、フルスイングした打球は守備のミスを誘い何とか出塁をします!そして迎える打者は3年の小原。ワンボールツーストライクと追い込まれ、その4球目。フルスイングをするもボールは捕手のミットの中に。
試合終了となりました。
これで女満別高校野球部の今夏の大会は終わり、3年生も引退となります。彼ら3年生にとって、この2年3ヶ月の高校野球人生には、多くの学ぶことがありました。多くの方々の支えがありました。その環境に感謝をし、次のステージへと進んでほしいと願っております!
最後になりますが、大会当日はあいにくの雨模様にもかかわらず、多くの方々が球場にお越し下さいました。誠にありがとうございました。たくさんのご声援が選手たちへのパワーとなっていたことは間違いありません。おかげさまで最後まで全力プレーをすることができました!
また今後とも、女満別高校野球部の応援よろしくお願いします!


